トマティス関連記事:語学習得方は”音慣れ”が第一
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記事 No.17 1994年11月20日(日曜日)毎日新聞

語学習得方は”音慣れ”が第一

 

外国語習得法の一つとして知られる「トマティス・メソッド」を開発したフランスの医学者(耳鼻咽喉化)アルフレッド・トマティスさん(74)が来日し、どうメソッドの普及に努めている。

トマティスさんによると、各言語には特有の周波数帯があり、例えば英語では二千ヘルツ以上の音がよく使われ、日本語は千五百ヘルツ以下が多い。日本人が英語を話すのに苦労する一因は、普段聴きなれない周波数帯の音の聞き分けが難しいからだと言う。ポルトガル、ロシア、スラブ系の言葉は周波数帯域が広く、有利という。そこで、音声周波数濾過機を使い、英語の場合なら、英国人の胎児が体内で聞く高周波音、リズム、イントネーションに耳を慣れさせ、モーツァルトの曲などで聞き取り力を高めていく。これが、トマティス・メソッド。フランスの中学校で約四ヵ月間、通常の教育法と比較実験し、発音、会話の上達面などでトマティス方式のほうが優れた結果を得たと言う。昨年、東京都港区に「トマティスセンター」を開設。世界十七カ国に二百三十のセンターがある。

 子供に外国語を教えると母国語習得が阻害されるという批判に対し、トマティスさんは「私達の脳は子供も含めて世界中の言語を理解できる能力を持っているのに、使い切っていないのです」と力説。日本の英語教育について「{話す}という観点では、ほとんど役に立っていません。フランスでも同じです。まず音を聴き、そして聞く喜びを知ることが大事でしょう」と語った。

 

 

 

 


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